第1回:ローラーコンベアとは?仕組みと役割

1. ローラーコンベアって何?


ローラーコンベアは、複数のローラー(円筒状の部品)を並べて、物をスムーズに移動させる装置です。
イメージしやすい例として、鉛筆を机の上で転がすと軽い力で動きますよね?
その仕組みを応用して、工場や物流センターで箱や部品を効率よく運ぶのがローラーコンベアです。

2. どんなところで使われている?


身近なところでは、回転すし店でお寿司を運んでくれるのも「コンベア」の仲間です。

TODO

自動車工場部品を組立ラインへ供給
物流センター荷物の仕分けや搬送
食品工場箱詰めされた製品の移動

3.基本構造はとてもシンプル


ローラーコンベアは、主に次の部品で構成されています。

ローラー物を転がして運ぶ円筒
フレームローラーを支える枠
シャフト・ベアリングローラーをスムーズに回転させる部品

パンフレットにもある通り、ローラーの巾(幅)やピッチ(間隔)は搬送物に合わせて選びます。
例えば、搬送物の底面が常に4本以上のローラーで支えられるようにするのが基本です。

4.なぜ必要なの?


  • 人手を減らせる
  • スピードアップ
  • 安全性向上

5.ローラーコンベアの仲間たち


実はローラーコンベアにはいろいろな種類があります。

フリー型:人が押して動かすタイプ
駆動型:モーターで自動搬送するタイプ
カーブ型:曲がりながら搬送できるタイプ

次回は、「ローラーコンベアの種類と特徴」について詳しく解説します。